【 3面図 】3面図の教科書 ! 欲しい3面図を確実に手に入れる方法、活用法を解説、三面図ザックザクな魔法の言葉!! 【Blueprint】

ILLUST MAKING MODELING REFERENCE TEXTURE

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欲しい3面図を確実に手に入れる!! 活用法を知って今直ぐ効率化出来る!! 


メリットを活かし効率的に沢山のモデルを作ればスキルアップに繋がります!!

ネットには沢山の3面図があります。嬉しい時代ですが数が多いという事は、自分が作りたいものに辿り着くことが難しいとも言えます。

そこで僕がおすすめしたい“3面図3大サイト”を例に、それぞれの活用方法入手後の実用方法について書かせて頂きます。どのサイトにもそれぞれ特徴があり今必要としている資料に辿り着く為のコツが存在します! 実際に使ってみた感想も踏まえて次の5項目で纏めてみました。

目次

1.使いやすい3面図
2.3面図活用の注意点
3.Blenderを使った3面図セットアップ方法
4.三面図が無いなら作ってみよう!
5.3大三面図サイトを比較


1.使いやすい3面図の条件

角度毎の整合性がとれている

これがズレていては3面図のメリットが激減です! モデリングを開始した後で整合性が取れていなかったり、中心点がズレている事に気が付く事もあります。後で説明している確認方法を使って“作業開始前”の段階で使っても良い3面図である事を確認しましょう。

整合性確認の為には断面があるととても心強い場合もあります。

画像自体の解像度が大きい


モデリング最中はかなり図を拡大する事になります。小さなパーツの1つ1つに対して次のような事を繰り返す事になるからです。
①状況把握 → ②立体的な構造確認 → ③ラフモデル → ④ディテール作成

全体に対してはサイズの小さな突起物であったとしても、正確にモデリングする為には形状をきちんと把握する必要があります。拡大時にピクセルが荒くモザイク画のようになってしまう事を避ける為に、出来るだけ高解像度の3面図を探しましょう。
複雑なメカのいち部分。3面図が有ると無いとでは大違いですが立体情報は、、、?

情報が省かれずに必要な線が描かれている

ネットで探せる3面図は元々色々な目的があって作成されています。工業用設計図であればあらゆる情報が網羅され隠れた部分はありません。簡単な商品説明用の3面図では概要があれば充分です。プラモデルの説明書に描かれているものは3DCG用にも使いやすい印象でCADの画面が使われている事もあります。


画像の青い部分、どう考えても実物にはディテールがありそうですよね !

その製品に関する型番が載っていて追加資料を入手しやすい


繰り返しですが線画中心の3面図には限界があります。繊細な立体感や奥まった部分の情報は最初から載っていない事もあります。省略された情報は自分も省略する!という訳にはいかないので、例えば工業製品であれば“型番”等を調べて画像検索を使い追加の資料を入手する必要があります。

使える3面図を入手 → 型番を調べて資料を潤沢にする


2.3面図活用の注意点

線画のイメージに囚われずに実物を意識する

3面図の線画はあくまでも“正確さ” “比率” “効率化”等に大変役立つものです。しかし線画=3Dモデルでは無い事を説明するまでも無いですが、立体として魅力的にする為にはそのものらしさを知る事がとても大切です。

デリケートな奥行きが分かりにくい場合は写真を探す

作成する対象に実物があるならその写真を沢山入手しましょう。陰影の入り方やハイライトの入り方等3面図からは分からない情報を得ることが出来ますし、使用している3面図が省略してしまっている情報を確認する事も出来ます。

例えばバネの側面は“連続した線”でも断面は“円状”です。わかり易い例ですがこのような部分を理解せずに作成すると迷いの森に一直線です!

デザインの色分けor立体情報線の意味を間違えない

線は線でも立体として追うべき線と、色分けされただけの平面デザインがあります。一方向からの情報だけで判断せず他の面からの情報も合わせて確認すると理解しやすいと思います。図のように開閉する部分、立体、色分け等が混在している場合は注意が必要です。

対応する箇所を間違えないようにラフモデルであたりを取る

初めてみる形状やパーツを作成する時は必ず迷います! 絶対迷います! 「どうなっているんだ??」と何度も悩むことになります。そんな時はディテールから作りださずにボリューム感を確認出来るような “ ラフモデル ” をあたりとして作成して自分の中で辻褄合わせをしながら理解を深めて下さい。


省略されている情報がある事を認識して詳細情報を追加で調べる

3面図は便利ですが全ての情報を得る事は出来ません。設計に使われたCADデータからおこされたモノなら別ですが、大抵の場合作成された意図に不必要な情報は省略されているものです。この事を前提に探究心を持って情報収集をしてみましょう!

3面図ではイメージしにくい “ かっこいいディテール ” を作る為の資料としてメカ系の設定資料集がとてもオススメです!  個人的な鉄板資料はアーマードコアシリーズの設定資料集! 会社用とは別にKindle版をiPadにも入れています。
3面図ととても相性が良いのでディテールアップやアレンジの参考にもなります。




3面図の探し方から追加資料収集まで実践編

ランボルギーニを作る場合を想定した資料収集方法をご紹介
モチベーションが高まる資料を探します! かっこいいぞ~!!

ガイドに出来る線画を入手!


googleでイメージ検索、ど定番頼れる相棒!


Pinterestでイメージ検索、映える画像が多い印象!


公式サイトもチェック、魅せ方が素晴らしく良さが伝わります!




実物を手元に置く、模型を使えばあらゆる角度の理解が捗る!
【 Amazonリンク 】販売用ページにも写真資料があります


これくらい調べても作りながら資料が足りなくなります。しかし予め資料探しをしておくことで、“何処で何を探せばよいのか”把握する事も、“何処に何が有るか”把握する事も出来ますので、より効率的な探索が可能になります。


Blenderを使った3面図セットアップ方法

3面図を準備する

大好きなコアファイター、今回はプラモデルの説明書から上面と側面を!

Blenderにテンプレートを読み込む

2.8からは更に直感的になりましたね、進化が止まりません!
配置したいビューにした状態Shift+Aで表示される追加メニューから 画像 > 背景を選ぶだけ!


ぱっと表示される使い勝手の良さが好きです。

整合性を確認する

図は2枚のテンプレートを表示した状態
オブジェクトデータにある緑枠のオプションから表示に関する設定が可能
重なり具合を確認したり、必要があれば採寸の為にラフモデルを作成します。

Let's enjoy!!


4.三面図が無いなら作ってみよう!

・モデルがあれば積極的にテンプレ化させて頂こう
・モデルデータはwebにもある
・3面図を生み出す魔法の言葉“寸法”

5.3大三面図サイトを比較

実際に利用して使いやすかった3つのサイトをご紹介します。

The-Blueprints.com

 有名大手サイト、無料会員登録する事で使い勝手が良くなります。
扱っているジャンルも幅広く検索機能も充実!
【 The-Blueprints.com 】

CAR blueprints

車に特化した3面図サイト、例えばBMWだけで395件もヒットする充実ぶり。

 F=前面 / T=上面 / R=背面  / S=側面
なるべく多くの角度からの資料があると理想的!



Free Blueprints DataBase for 3D modeling 👍



最近のお気に入りはここ! ずらーーっと並んだサムネイルが好きなんです。
文字ではなく絵情報からくる発見は刺激的で、学べる事が多いかなと感じています。

【 Free Blueprints DataBase 】

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