グリサイユ技法を使えば魅力的な厚塗りが出来る! 形を的確に捉え自由に着彩してみましょう!!
■初心者も安心厚塗りの技法を知る
・グリサイユ技法
・レイヤーの活用
グリサイユ技法
モノクロで陰影を描いた後着彩をする事で、立体感のある厚塗りが出来るペイントテクニックです。
初めにモノクロで描く事によって、対象の立体感を捉えやすくなり説得力のある陰影が描きやすくなります。また後から行う着彩で色に集中する事が出来るので、色選びの手軽さと自由度も増します。
モノクロベースで描く利点は沢山あります!
・形の狂いに気が付きやすくなる
・配色を迷っている時にも描き進められる
・途中段階での修正が比較的容易に行える
・デッサンの知識を存分に活かせる
・形を捉える力が伸びやすい!
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素材を使って実際に試してみました
下の画像を模写する場合、色付きの状態で色彩を全て写し取る為にはとても複雑で多彩な情報を読み取る必要があります。
モノクロとして扱う事で立体と色彩を分けて考える事が出来るので、立体を捉えやすくなります。
次の動画では、基礎を学んだ後可愛い女の子を題材にした説明を見ることが出来ます。
具体的な流れを見ると実践のポイントが明確になりますね!!
レイヤーの活用
先程のモノクロ画像に下の“色成分”レイヤを重ねてみました
オーバーレイ:30%
カラー:100%
色彩は鮮やかに蘇ります!
オーバーレイ要素を強めにすると幻想的な雰囲気になるようです。
グリサイユ技法を使った素敵なメイキング動画
おすすめ書籍紹介
内容紹介:CLIP STUDIOで厚塗りイラストをマスター
グリザイユ画法とは、下塗りの段階で陰影をモノクロで塗り分けておき、あとから色を重ねて「厚塗りイラスト」を短時間で仕上げることができる技法のことです。本書は、CLIP STUDIOをメインツールとして、グリザイユ画法でイラストを作成する方法を基礎から応用まで詳しく解説しました。また、定番エフェクトとデコレーションブラシの設定方法についても詳しく解説します。
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ソシャゲ絵師スキルアップ講座
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まとめ
ウィキペディアによると、グリサイユ技法は次のような説明があります。グリザイユ(フランス語: Grisaille, grisは「灰色」の意味)とはモノクロームで描かれた絵画のこと。装飾では、レリーフの中にものを描くために用いられる。色は一般に灰色か茶色が使われるが、少しだけ他の色がつくこともある(右のアンドレア・デル・サルトの絵を参照)。グリザイユの絵画はモノクロームということでデッサンに似ている。写真でいうと「セピア調」にあたる。イタリアでは「grisaglia」あるいは「キアロスクーロ」に該当し、「グリザイユ」は別の意味を持つ(it:Grisailleを参照)。
グリザイユは、それ自体を目的とした装飾として、油彩の下絵として、エングレービングの元絵として使うことができる。色をフルに塗るには多くの画家と時間が必要で、手早く安価に仕上げるためにグリザイユが使われることが多かった。もちろん、美学的効果としてグリザイユが使われることもあった。
元々下絵や効率的に絵画を描く為に考案された処方です。
つまり効率的に沢山描くことが出来る素晴らしい技術なので、的確に使えば練習や本番で心強い武器になってくれます。
どの技法にもメリット/デメリットがあります、いろいろな手段を知ってメリットを活かせるようになりたと思います。
つまり効率的に沢山描くことが出来る素晴らしい技術なので、的確に使えば練習や本番で心強い武器になってくれます。
どの技法にもメリット/デメリットがあります、いろいろな手段を知ってメリットを活かせるようになりたと思います。