『Uncharted』シリーズの過酷な労働環境
ゲーム開発者にとって常に隣り合わせとなっている話題“労働時間”それについて】『Uncharted』シリーズの Amy Hennig氏がインタビューで語っています。
1日12時間労働を10年間続けた末社を離れ、現在はVisceral Gamesにて「Star Wars」ゲームのディレクターを担当しているとの事。
記事中にも出てきますがゲーム開発は年々掛け金が膨らむギャンブルのようなもの、プレイヤーが体験する1時間分に必要な開発コストは数年前とは比べ物にならない位増大しています。
海外へのアウトソーシングや効率化ツールの開発等、自分達に直結した問題として各社が全力で取り組んでいるから現在の水準に収まっているのだとも思います。
振り返るとPS2やドリームキャスト用タイトルを制作していた時も残業時間はかなりのものだったと記憶しています、当時新人だった自分は終電前には帰宅していましたが先輩や立場のある方はそれ以降も会社に残り続け、知り合いだけでも体調を崩した方はそれなりの人数になっています。
Amy Hennig氏
責任やお金では説明しきれないから解決しないのではないでしょうか、会社と労働者が一体感をもって最良の地を目指す他無いような気がしています、双方が異なった主張のまま進み続けるとパワーゲームのように各局面で声の大きな人が勝利を収め、その時々で個人任せの歪んだ世界が形成されてしまいます。
難しいですが最大裁量権を持っている側が楽園となる可能性を打ち上げ、現場はその楽園が現実化するよう努力をし、大切な事はキレイ事抜きでお互いに同じ道を歩んでいるかを時々確認し合う事ではないでしょうか。
個人的な意見ですが、費やした時間に一片の後悔も無いようなプロジェクトに関わることが出来た場合、あらゆる常識がぶっ飛んでしまう点この仕事が好きなんだと思いつつも危険性を感じてしまいます。
主人公Nathan Drakeの兄弟を登場させるアイデアは彼女が出したもの
記事の最後は「ワーク・ライフ・バランス」がともなうことで、より多くの人材がゲーム業界にとどまる未来を期待したい。 との文で締めくくられている。
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