既存のキャラクターを自分の絵柄で描いてみたいと思ったことはありますか? 好きな漫画やアニメのイラストを模写したり、得意な角度の顔をたくさん描いてみたり、男の子ならば心のままに、、、このブログに来て下さる方は子供の頃からいろんなラクガキをしてきたのではないでしょうか。

shoomlahさんはプロのアーティストとして経験を積む中で小さい頃から大好きだった、歴史的なディズニープリンセス達を研究して、新しいステージへと迎え入れる事に成功したようです。

模写はイラストの練習にも最適です

僕がアドベンチャーゲームの原画仕事をしていた頃、上司から手本の原画をもらって深夜まで何度もトレースしていました。目的線のクリンナップ強化! アニメ原画も手がける上司の絵柄に合う線を描けるようになる為の地道なトレーニングでした。 最初のうちはトレースしているにも関わらず線の質に歴然たる差があって落ち込む瞬間もありましたが、休み時間や帰宅後も練習を続け1ヶ月で500枚程描く生活を続けていました。毎日描く事による大きな成果は確実に彼の実力となりました。



その時期は本当に量をこなす事の大切さを実感する日々でした。作画監督からの指摘も徐々に細部への拘りのような所にシフトして行くのが分かり、自分が確実に技術を身につけている感覚がとても嬉しく感じられました。

 

美術部時代の友人は漫画週刊誌のコマをクロッキー帳にずっと模写をしていました。　最初の頃は再現性の低いイラストが並んでいたので“あぁー、好きで描いてるんだねー”程度に思っていましたが、3ヶ月目以降から突然雰囲気が変わり初め彼はイラストが描けるヤツとして一目置かれる存在に成長していました。　改めてその過程について思い出して考えてみると、やはり圧倒的な量が質を底上げしている事は間違いありません。

描き続ける事の大切さ

ファンアートでもオリジナルでも描き続けている事がどれ程力になるのか、上手い人のらくがき帳を見ると何十冊何百冊と保管している場合が多く、あの人いつも何か描いているなーという印象の人も大体上手いと感じる事が多くあります。

Deviantartにあるとても素敵なギャラリー!!

ディズニープリンセス達の新解釈デザイン
空想出来るイメージと現代風にアレンジされた姿のギャップが気持ち良い!!

【 参考サイト 】

マルマン クロッキーブック ディズニーシリーズ